映画/アスミックエース(2002.7.)
ピンポン
原作:『ピンポン』松本大洋(『週刊ビッグコミックスピリッツ』小学館刊)
脚本:宮藤官九郎
監督/演出:曽利文彦
企画/プロデュース:椎名保、小川真司、鈴木早苗、井上文雄
楽曲:SUPERCAR「YUMEGIWA LAST BOY」
疑惑のキャスト
主演
ペコ/星野裕
塚田僚一
(A.B.C.)
切り揃えたおかっぱ頭と、服装やラケットなどの星マークがトレードマークの少年。自信過剰でフランクな性格。幼少からタムラ卓球場で腕を磨き、平日でも「出られる大会全部行く」と学校に行かずに試合を優先していたほどで、当時から卓球にかけて右に出るものはほとんどいなかった。 大柄ではないが身体能力に優れ、素手の喧嘩も強かったためスマイルに非道を働いていたいじめっ子達もペコの姿を見ると一斉に逃げ出していた。
主演
スマイル/月本誠
戸塚祥太
(A.B.C.)
ARATA
(井浦新(9))
眼鏡と服や卓球道具の月マークがトレードマーク。感情表現が苦手で無表情で、度々ロボットなどと揶揄される事があったが、心根は人間らしい暖かさを帯びている。 小学校在学中にはその無表情を馬鹿にされいじめの対象にされていたが、同級生だったペコに助けられ、彼が通うタムラ卓球場で卓球を習い始めた。
ドラゴン/風間竜一
長瀬智也
(TOKIO)
中村獅童
海王学園卓球部部長兼主将。通称ドラゴン。高校最強の選手として知られており、インターハイでも2年連続個人優勝している。
大柄な体格から繰り出されるパワープレイもさる事ながら、チャイナのコーチの分析では「あの筋肉量では(チャイナレベルのボールでなら)左右に振れば素早い対応は難しいのでは」と考えられていたが、実際の対決ではドライブ攻撃にもそつなく対応して見せる素早さも持つ。
アクマ/佐久間学
松岡昌宏
(TOKIO)
海王学園卓球部。
ペコとスマイルの幼馴染でタムラ卓球場出身。吊り上った目からサクマ転じてアクマと渾名されている。重度の乱視で、幼少時から分厚いメガネをかけている。ペコやスマイルを一方的にライバル視してはいるが、ペコやスマイルからは相手にされない。
ドラゴンに憧れて海王学園に入学し、渋る顧問に懇願して卓球部に入部した。生まれ持った才能は無いが、十やれと言うと百でも千でもやる男であり、実力をつけレギュラーの座を獲得。部内での人望も厚い。
真田昌幸
国分太一?
(TOKIO)
末満健一
海王学園卓球部副部長。九州弁で喋る。 インターハイ予選でスマイルと戦い、かけ離れた実力を見せつけられて敗北。 アクマとの語らいの中でドラゴンは「真田も優れた選手」と評しながらも、「だが、(月本相手では)1ゲーム獲る事すらも困難だろう」と語っている。
チャイナ/孔文革
草彅剛
(SMAP)
サム・リー
中国からの雇われ選手。通称チャイナ。上海ジュニアユースのエリート選手だったが、敗れて日本に留学。卓球大国・中国で生まれ育ち、エリート意識を持っている。 球を打ち合う音だけでスマイルの実力を見抜き、当初はペコにスコンクで圧勝。スマイルとの対戦を熱望する。
卓球部員・多胡
越岡裕貴?
(A.B.C.)
近藤公園
卓球部員・五味
辰巳雄大
(A.B.C.)
平野貴大
疑惑の楽曲
RIP SLYME「STEPPER'S DELIGHT 」(2001.03.22)
STEPPER'S DELIGHT
スズキ「ジムニー」「Kei」「FISフリースタイルリミテッド」のCMソング、2004年にサッカープレイヤーのロナウジーニョの指名でNIKE FOOTBALLの東アジアCM曲に使用。PVではメンバーが卓球をしている
CHEMISTRY「The Way We Are 」(2001.11.07)
BROTHERHOOD
歌:KAWABATA and DABO
作詞:DABO・KAWABATA KANAME 作曲:藤本和則
「チャイナ」のテーマソング?
いかついライバル校「海王高校」のテーマソング?
NEWS「希望〜Yell〜」(2004.05.12)
Stand Up
2002年 ライト・サッド・フレッド(イングランドのバンド)の「STAND UP (FOR THE CHAMPIONS)」カバー/フジテレビ系『バレーボールワールドカップ2003』挿入歌/NEWS結成以前、小山慶一郎・加藤成亮・草野博紀が所属していたユニット「K.K.Kity」が歌っていた。
作詞:Richard Fairbrass・Fred Fairbrass・Clyde Ward・黒須チヒロ 作曲:Richard Fairbrass・Fred Fairbrass・Clyde Ward 編曲:船山基紀
この楽曲が映画用に作られた後、これを主題歌採用させるつもりでドラマ「Stand Up!!」を企画させたのでは。