映画/シネカノン(2005.1.)
パッチギ!
原作:原案:松山猛『少年Mのイムジン河』
脚本:羽原大介・井筒和幸
監督/演出:井筒和幸
企画/プロデュース:李鳳宇、川島晴男、石川富康、川崎代治、細野義朗
疑惑のキャスト
松山康介
河合郁人?
(A.B.C-Z)
塩谷瞬
主人公で東高校2年生。ある日高校で担任の布川の指示でサッカーの親善試合の申し込みに朝高に行くよう言われ、そこで偶然出会ったキョンジャに一目惚れする。また、同時にキョンジャたち吹奏楽部が奏でる「イムジン河」のメロディに惹かれて自身もギターで弾き語りの練習をするようになり、このことがきっかけで在日の人たちと関わりを持ち始める。気弱な性格でケンカは苦手で、サッカーの経験はないが朝高との試合にかり出される。後日親しくなったアンソンたちから、自身の名前の朝鮮読みとされる「カンゲ」と呼ばれ始める。
リ・アンソン(李安成)
内博貴?
高岡蒼佑
準主人公で京都の朝高の番長。3年生。通称「パチキのアンソン」の通り頭突きを得意としており、ケンカに強い。日本の高校に通う男子生徒たちと挑発しあってはよくケンカになっている。日によって服装は違うが赤色が好きなようで何かしら赤色のものを身につけている。敵と見なした相手には威嚇したりケンカを吹っかける血気盛んな性格だが、家族や桃子の前では素直だったり甘えるような言動をしている。
吉田紀男
塚田僚一?
(A.B.C-Z)
小出恵介
康介の同級生。康介と似たような大人しい性格で軟派男。童貞らしくとにかく女にモテることをいつも考えており、授業中にエロ本をこっそり読むなどしている。3ヶ月で辞めたが一応高校サッカー部にいたことから冒頭で布川から康介と2人で朝高にサッカーの試合を申し込みに行く。その後徐々に布川や坂崎に影響を受けてベトナム戦争や学生運動に興味を持ち始める。
滝本くん
戸塚祥太?
(A.B.C-Z)
平松豊
康介の同級生。冒頭で女にモテようとする康介と紀男に付き合って自身もキノコヘアにする。どちらかというと内気な性格で揉め事は嫌い。英会話を習っている。実家は商店街で紳士服を経営しており、ある時2階からアンソンとチェドキが金を奪うため公衆電話ごと持ち去るのを目撃する。