映画/東宝(2007.1.)
それでもボクはやってない
監督の周防は、東京高裁での痴漢事件の無罪判決の新聞記事を読み、自身が考えていた刑事裁判と現実の刑事裁判の違いを感じた。それをきっかけに司法関係者への取材や刑事裁判の傍聴などを行い、裁判の現実を多くの人に知ってもらいたいとして制作された。
脚本:周防正行
監督/演出:周防正行
企画/プロデュース:亀山千広 、関口大輔、佐々木芳野
疑惑のキャスト
主演
金子徹平
戸塚祥太
(A.B.C-Z)
フリーターの金子徹平は、朝の通勤通学ラッシュで大混雑する電車で就職面接に向かっていた。電車から降りると、女子中学生から痴漢行為を咎められ、駅員室に連行された。無実を主張する金子は、示談で済ませるという妥協案を拒み、まもなくやってきた警官に逮捕・連行され、起訴された。