原作:池井戸潤『陸王』
脚本:八津弘幸、吉田真侑子
監督/演出:福澤克雄 田中健太、
企画/プロデュース:伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎
楽曲:劇中歌 Little Glee Monster
紘一の長男。大学の工学部を卒業するが就職に失敗し、「こはぜ屋」を手伝いながら就職活動を続けている。就職活動がなかなか上手くいかずに希望の会社や職種を妥協し始めていた中、「こはぜ屋」の顧問に就任した飯山のアシスタントにつき、「シルクレイ」を「陸王」のソール部分に合う硬度を目指して昼夜働き、その中で自分のやれることを見出していく。 父親である紘一とはぶつかることもあるが、昔から紘一が作った足袋を茜と取り合っていたほど「こはぜ屋」への愛着は強く、従業員達からも「大ちゃん」と呼ばれ可愛がられている。
ダイワ食品陸上部の選手で、ストーリーにおいてのキーパーソン。 東西大学時代に箱根駅伝5区を走った期待の新人。元々野球少年で甲子園を目指したが、肘を壊して長距離選手に転向する。 「第62回豊橋国際マラソン選手権大会」はゴール直前に半腱様筋を痛め棄権する。このレース以降は、ミッドフット走法にフォーム修正している。 初めて紘一と出会ったときに、「2代目 陸王」に好感触はあったものの耐久性に問題ありと伝える。部内トライアルレースは、ソールをシルクレイに変更した「3代目 陸王」を履いてラスト1周で立原と競った